GREETING.

ご挨拶
高橋 和男

「宇宙舶・地球号」にたとえられるように、私たちの生みだす工業生産物の原材料やそのエネルギーの源の多くは、地球号自らが供給するものです。世界中が、その地球資源はいつか枯渇すると気づいたのは、そんなに古いことではありませんでした。しかし、現代文明は「消費」文明であり、その猛烈な流れのなかで、ともすればその警鐘も途切れがちであったことも事実です。

そのような中で、私たちが戦後間もなくより開始したこの事業は、その社会的意義が今日に至って益々重要で、深いものとされるところとなり、長年にわたり流した汗が、今報われつつあることを感じております。

私たちは、私たちの作り出した物が新たな製品となり、広く世界の人々の豊かな明日を切り開く一助となっていることを確信しつつ、今日も額に汗しております。むろん明日を担う子供たちに、豊かで実り多い「地球号」をわたしてあげたいという思いは常に変わりません。どうぞ、今後とも一層のご支援を賜りますようお願いいたします。

代表取締役髙橋 和男